大腸がんを克服して生還せよ|挫けず続ける治療で生き残る

ドクター

代表的な腸の病

スーツの男性

腸疾患の増加の理由

日本で代表的な腸の病気は、大腸がんですが、なぜこの疾患の患者が増えてきたのでしょうか。実は、大腸がんは元々アメリカで多い疾患でした。その背景には食生活があると思います。肉やチーズなど、腸に負担がかかる食事が多いアメリカでは、腸が弱くなりやすく、結果的に大腸がん患者が多いとされています。日本においては、食生活の欧米化が急速に進んできました。和食は健康的というイメージの通り、バランスもとれていて腸への負担は少ないですが、今ではむしろ栄養が偏りがちな洋食やファストフードを食べている人が多く、その影響で大腸がん患者も増えてきているのです。それに対応するように、和食を取り戻そうという日本的な健康食を取り戻す動きも起こってきています。

腸の病の知識

健康が語られる時に必ず出てくる言葉は、「バランスの良い食生活」です。大腸がんの予防においても「バランス」が取れた食事は、非常に重要な役割を担っていると言えます。肉料理を食べる機会が増えたなら、肉を減らせばいいと思うかもしれませんが、それだと腹持ちをよくするために主食であるご飯やパンの量が増えがちです。これらの主食は炭水化物、すなわち糖質でできており、過剰な摂取は糖尿病の原因になります。こう聞くと、何も食べることができないと思ってしまうかもしれません。だからこそ、「バランス」という概念が大切になってきます。和食は全体的にとてもバランスが取れていると言われています。バランスを意識すると、健康的なだけでなく、様々な献立やメニューを考える楽しさが生まれます。「バランス」というキーワードは、食生活の改善でとても重要なのです。